オゾンQ&A

Q.  オゾンって何ですか?

A.  オゾンは酸素(O2)と酸素原子(O)によって構成されています。一時、オゾン層の破壊が問題となり、「オゾン」が地球に悪影響を与えていると、勘違いされている方が多いようですが、実はオゾン層は有害な紫外線から私たち生物を守ってくれる役目をしています。

 

Q.  オゾンの効果は?

A.  オゾンは非常に強い酸化作用があり、殺菌・脱臭・漂白などに利用することができます。オゾンは薬品や次亜塩素酸などと異なり、使用後すぐに分解して酸素に戻り、残留毒性の心配がないことが最大の特徴です。


Q.  オゾンは安全ですか?

A.  利用する場所や目的に応じて適切にオゾン濃度を設定すれば、危険性がありません。ただし、オゾンはその効果が強すぎるため、濃度が強すぎると人体に影響が出ます。一般的には使用空間内濃度は、8時間0.1ppmであれば問題なしとされています。

 

Q. 空気清浄機とどう違うの?

A. 空気清浄機はフィルターにホコリ・臭い・菌などを吸着させるもので、吸い込んだ空気だけを綺麗にし直接分解や除菌はできません。

オゾンは除菌・脱臭・分解を行い、対象物を直接分解・除去することが可能なため、より積極的に空中の除菌・脱臭・分解を行うことができます。

 

Q.  目に入っても大丈夫?

A.  大丈夫です。オゾン水は洗顔などにも安心してご利用いただけます。

 

Q.  肌にかかっても大丈夫?

A.  大丈夫です。弊社で取扱う製品のオゾン水濃度では、全く問題はありません。また、薬品や次亜塩素酸、アルコールなどと違い肌荒れの心配もありません。

 

Q.  なぜ脱臭できるの?

A.  オゾンの持つ強い酸化力により、臭いの原因の物質を直接分解し消臭するからです。

 

Q.  エアコンのイヤな臭いも脱臭できますか?

A.  オゾン使用の際、同時にエアコンを運転させれば、内部のカビ臭などのイヤな臭いも消臭可能です。


Q.  なぜ漂白できるの?

A.  これもオゾン水の持つ強い殺菌力によるもので、汚れの原因を直接分解するためです。

 

Q.  調理器具・食器に触れても大丈夫?

A.  オゾンは反応後酸素に戻り、残留性がないため、全く問題ありません。

 

Q.  カビを抑えることはできますか?

A.  カビ菌表面の細細胞のタンパク質を分解することで除菌します。付着しているカビに対しても増殖を抑えることができます。

 

Q.  殺虫効果がありますか?

A.  殺虫効果はありません。ただし、オゾンの消臭効果で悪臭がなくなれば害虫の誘引要素は軽減されます。また、ゴキブリに対しては、集合フェロモン(仲間を呼ぶ臭い)を分解することにより巣を作りづらい環境にします。

 

Q.  どのようなウィルスに対して有効ですか?

A.  ノロウイルスやインフルエンザなど、ほとんどの細菌・ウィルスに対して有効な作用があります。
ただし、非常に強い細胞膜を持った芽胞菌には、効き目が弱いようです。

 

Q.  細菌やウィルスに対して有効なものが、人間には問題がないの?

A.  オゾンの殺菌方法は、細菌やウィルスの非常に薄い細胞膜を、破壊損傷することによって殺菌しています。しかし、人間の皮膚細胞は細菌やウィルスと違い、非常に頑丈な細胞壁により守られていますで、安心してご利用ください。

 

Q.  なぜ農薬が分解されるのですか?

A.  これもオゾンの持つ強い酸化力によるものです。野菜やくだものなどの表面に残留している農薬を85%~90%分解・除去する効果が認められているため、オゾン水で洗浄した食品は安全性が増します。

 

Q.  なぜ食材の鮮度が保持されるのですか?

A.  腐敗の原因である雑菌やバクテリアも殺菌しますので、食品の鮮度を長持ちさせることができます。

 

Q.  どのような食材に、利用できるのですか?

A.  野菜やくだもの、魚介類に対してご使用ください。また、豆腐や生めんの鮮度保持にも効果的です。
 

Q.  食材に対し、具体的にどのように使用するのですか?

A.  野菜やくだものの場合、殺菌や鮮度保持なら数十秒から数分でその効果は充分に発揮します。また、洗いにくいイチゴやカリフラワーなどは、つけおき洗浄が効果的です。魚介類の場合は、数十秒から数分の洗浄で十分に殺菌や脱臭、そして鮮度保持がされます。