飼育に許可が必要な危険なヘビを無許可で飼育したとして、大阪府警が動物愛護法違反(特定動物の無許可保管)容疑で、大阪市に住む40代の男性会社 員の自宅を家宅捜索していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。会社員は自宅アパートの6畳間でヘビなど約80匹を飼っていたが、府警はこのうち 無許可飼育とみられるヘビ23匹と毒トカゲ2匹を押収した。府警は立件へ向けて裏付けを進めるとともに、ヘビなどの入手ルートを調べる。
捜査関係者によると、10月10日、会社員宅付近の住人から「アパートの壁に大きなヘビが張り付いている」と110番があり、駆けつけた府警阿倍野署員が 体長約1・5メートルのヘビを捕獲した。このヘビが「特定動物」に指定されているボア科の「ボアコンストリクター」だったことが判明。翌日、会社員宅を家 宅捜索して無許可飼育が発覚した。
会社員は自宅アパートの6畳間に水槽やプラスチック製の衣装ケースを多数積み上げ、その中で約80匹のヘビやトカゲを飼育していた。最も大きいものは体長約3・5メートルのヘビだった。
特定動物は、人に危害を加える危険性があることから、飼育するには都道府県知事や政令市長の許可が必要。今年8月現在、ヘビやタカ、クマなど約650種類が指定されている。(産経新聞)
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