現代と昔の野菜の中身

現代と昔では、野菜の中身が大きく変わっています。違ういい方をすればビタミンやミネラルなどの微量栄養素が極端に少ないものばかりであり、カスを食っているのと同じです。

食品の栄養価の目安は、科学技術庁が公開している日本食品標準成分表を改訂版ごとに比較すレ場明らかです。現代の野菜に含まれるビタミンは種類にもよりますが、30年前の20~50%くらいしか含まれなくなってきています。トマトなどは顕著らしく1950年時と比べると、ビタミンCは50年前の1/2、鉄分に至っては実に1/25しか含まれていないそうです。

原因は、野菜が育つ畑の土壌の変化、農薬、品種改良などがあります。昔の農法では、微量ミネラルが土に還元され、そこで育つ作物は栄養がバランス良く豊富に含まれていましたが、それが化学肥料や農薬に変わったことにより、微量ミネラルが作物に取り込まれなくなってしまったのです。また、野菜の品種改良などによる副作用も問題です。大量生産や生産効率等の観点からのみ進められた品種改良は、野菜の含有栄養価自体はまったく無視されて行われてきたからです。

人々が不健康を嘆いていることが私には理解できません。それは人類が招いた必然であって、根幹から一向一揆してでも変えない限り、ずっと同じままに決まっています。

 

【内海 聡】

 

 

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