<静岡・食中毒>O157発症449人 過去10年国内最多規模

静岡市で開かれた安倍川花火大会で露店の冷やしキュウリを食べた客が食中毒症状を訴え、腸管出血性大腸菌O157が検出された問題で、市は9日、発症者が449人になったと発表した。O157など腸管出血性大腸菌の集団食中毒としては過去10年で国内最多の規模になった。
 販売されたとみられる冷やしキュウリは約千本。静岡市保健所は「祭典で短時間に大量に販売された状況が、これだけの発症者を生んだ要因の一つ。相当深刻な汚染があったとみている」と指摘している。
 市保健所によると、発症者は8日より22人増えた。報道などで集団食中毒を知って受診した人が加わったとみられる。内訳は静岡市340人、浜松市19人、両市を除く県内が85人、県外5人。8日時点で二次感染者の報告はないという。
 入院者は8日から3人増えて107人になった。腎不全などを伴う合併症「溶血性尿毒症症候群(HUS)」になった重症者は4人で変化はなかった。
 厚生労働省によると、過去10年の大規模な腸管出血性大腸菌の集団食中毒では、2007年5月に東京都内の学校給食で445人が発症している。

 

 

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