9月からの留学シーズンを前に、海外渡航者の感染症の専門医らが学生に「事前に滞在先の情報を収集し、感染症から身を守る対策を講じてほしい」と注意を呼びかけている。
国立国際医療研究センター(東京都新宿区)のトラベルクリニック。今月上旬、9月からアフリカなどで活動する「国連ユースボランティア」に参加予定の学 生12人が集まった。同クリニックの金川修造医長は、渡航前にワクチン接種や予防薬の服用をし、現地では虫に刺されないようにするなどの徹底を呼びかけ た。
同クリニックによると、ここ数年、海外に渡航した学生が帰国後に受診するケースが増えている。昨年には、アフリカで現地の人の家で寝泊まりした大学生が 蚊に刺されて、帰国後にマラリアを発症、重症化した。アジアでは細菌性赤痢など4種類の感染症に一度に感染した例も。先進国ではB型肝炎の発症例もあっ
た。先進国の多くの国は、乳児期に予防接種を受けるが、日本では受けていない人が多いためだ。相談にあたる感染症対策専門職の堀成美さんは「避けられた例 が少なくない」と話す。
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