海外で発生し国内に持ち込まれる恐れがある感染症のうち、10年以上も警戒が続いているのが、鳥インフルエンザのH5N1型だ。
H5N1型は2003年以降、アジアや中東、アフリカで人への感染が確認されている。感染者が多いのは、インドネシア(197人)▽エジプト(177 人)▽ベトナム(127人)-など。世界保健機関(WHO)によると、感染者668人中393人が死亡するなど、致死率が高いことで知られている。
鳥インフルは人や豚などの間で感染を繰り返すうちにウイルス変異を起こし、人から人に感染する新型インフルエンザとなる。政府は次に新型インフルになるのはH5N1型とみて警戒してきたが、10年以上たっても変異せず、その間にH1N1型が新型化した。
東北大大学院の押谷仁教授は「H5N1型は約10年で感染者が700人弱、H7N9型はすでに400人以上。症状が出ない感染者も多い可能性がある」と、H7N9型の方が脅威であるとの見方を示した。
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