デング熱防止、蚊取り「先行」 東京都が早くも対策

昨年夏に約70年ぶりに国内感染が確認されたデング熱の流行を防ぐため、東京都は早くも今月下旬から、封じ込め対策を始める。
デング熱ウイルスを媒介する蚊を採取してウイルスの有無を調べるほか、幼虫のボウフラが蚊に成長するのを防ぐ薬剤を都内の公園に散布する。

 デング熱は感染すると、数日間は高熱が出て、頭痛や目の痛みを 伴うこともある。重症化することはまれだ。厚生労働省によると、昨年確認された感染者は子供から高齢者まで計162人。約8割が代々木公園(渋谷区)とそ の周辺で、ヒトスジシマカに刺されて感染したとみられる。

 都は毎年6月から蚊のウイルス調査を始めてきたが、代々木公園は調査範囲に入っていなかった。今年は調査の開始時期を前倒しし、同公園のほか上野公園(台東区)など8公園を新たに範囲に加え、計25公園で蚊を採取する。

2015年04月16日(読売新聞)

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