昨今、健康や美容をもたらす物質として「水素水」に注目が集まっています。水に水素を溶かした水素水は、単なる水のため身体に悪影響はないと言われ ています。しかし、それは本当なのでしょうか。また、水素水を摂取し始めた後、「好転反応」が出ることがあるという話も聞きます。
そこで今回は、水素治療を専門に行う辻クリニックの辻直樹院長に、水素の安全性について伺いました。
そもそも副作用とは、医薬品の使用に伴い発生する、本来の目的以外の副次的な作用を指します。水素はその性質上、悪性の活性酸素と反応して、それを無害化しますが、水素自体は全くもって人体に無害な物質です。
反対に、水素によって好転反応が起こる可能性はあります。副作用と勘違いしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、好転反応は「好ましい方へ転じる」ための前段階として、一時的に悪いことが起こるという形で表れます。
好転反応とは、水素のようなスーパーヒーローが新たに体内へ入ってきたことで、もともと体内にいた悪性の活性酸素が負けじと悪さをするようなものと言えるでしょう。
悪性の活性酸素に水素が結びついた際の好転反応としていくつか考えられることは、例えば、溜まっていた老廃物が毛穴から排泄されることでニキビや吹き出物ができたり、不純物が水に変えられることで下痢になったり、などということです。
ただし、これらが好転反応によるものではない場合も十分に考えられます。不調や肌トラブルに対しては、好転反応であると安心するのではなく、注意して様子をみたり、医師に相談するようにしましょう。
医療法人社団 医献会 辻クリニック 理事長辻直樹先生
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