乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症が、首都圏の4都県で軒並み増加したことが、7日から13日までの週の患者報告で分かった。東京都と神奈 川県では4週連続で増加。一部地域で流行しており、東京都荒川区では都内平均の7倍超の患者数となっている。埼玉県も「幸手、狭山保健所管内で大きく増加 した」としている。【新井哉】
7日から13日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、東京都で44%増の0.95人、埼玉県で44%増の0.59人、千葉県で33%増の0.48人。横浜市(0.84人)や川崎市(0.7人)で増えた神奈川県も前週を上回ったという。
保健所別では、東京都の荒川区(6.75人)や台東(3.75人)、新宿区(2.5人)、江東区(2.33人)などで多く、都内の半数以上の保健所で前週を上回った。千葉県の船橋市(1.55人)や埼玉県の幸手(1.56人)などでも患者が増えた。
特に乳幼児を中心に報告が多く、埼玉県は「1歳が最も多く、2歳未満が全体の80%を占めている」と指摘。東京都でも2歳未満が全体の7割超を占めた。
RSウイルスは、呼吸器感染症の1つで、感染から2-8日後に上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。患者のほとんどは軽症で済むが、小児を中心に重症化するケースもある。
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