ブラジルなど中南米で拡大している感染症の「ジカ熱」について、国立感染症研究所の田島茂主任研究官らのグループが、原因となるウイルスのクローン作製に 成功したことが23日、分かった。これまでに同様の報告はなく、世界初とみられる。ジカ熱にはまだ有効なワクチンがなく、開発に向けた足掛かりとなりそう だ。
田島主任研究官によると、以前にアフリカのウガンダで見つかったウイルスを基にクローンを作製した。中南米で現在流行しているウイルスにつ いても、今回できたクローンウイルスの遺伝子を書き換えることで、早ければ3月にもクローンを作製できる見通し。クローンが作製できれば、それを増やして 不活化させることでワクチンの開発が可能になるという。
(時事ドットコムニュース)
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